森の種陶工所

 大阪府交野市で日常使いの器と家の器を制作しています。
 2016年夏から京都府綾部市への移住のため、古民家改修をはじめました。

 私たちの暮らしの仕事、「暮らしごと」を綴ります。
3月26日、7時起床。
「夢のなかの家事」さんのパン、サラダ、ボルシチ。

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外国製の缶詰好きな主人が買った「ボルシチの素」なる瓶詰でボルシチを作ってくれましたが、いまいち…。

午前中は主人はスタッドレスタイヤを普通のタイヤに履き替え直しました。
私は洗濯やおかず作りなど。

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余談ですが、食べることが大好きな主人、「だって1日に3回しか食べられへんねんで!」と。
いつも夕飯前に何が食べたいか聞くと「おいしいもの」と言います。
綾部では肉体労働が多いからこそ、より一層、食べ物はおいしくないと!と食への想いに手を抜きません。

昔読んだ椎名誠さんの本で、映画撮影の現場で長期間泊まり込みが続くとき、どうしても疲労がたまってくる。そんな苦しい日々の中で、料理家や居酒屋のオーナーを専任シェフに任命し、おいしい食事をおかわり自由、お酒も飲み放題でスタッフみんなの活力をキープさせると書いてありました。いつもそれを思い出し「私は森家のリンさんか」と思うと、仮置き台所でも楽しく料理ができる気がします。

暇を持て余している与太郎、窓に貼っていた防寒シートをはがして悪い顔して遊んでいました。

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寝袋が大好きなようで、たいていは寝袋の中で寝ています。

お昼はTさんのお家に招かれました。手打ち蕎麦をごちそうしてくださるそうです。
麺大好きなふたり、蕎麦は特に好きなので、わくわくしながらお家に向かいました。

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さっそくいただいたお蕎麦。のどごしがよく、風味も豊かで抜群においしい!
なんと今朝、打ちたてです。しかも集落の皆さんで育てて収穫した蕎麦の蕎麦粉を使用とのこと。
「おかわりほしかったらゆでるから言ってよ」と甘い誘惑に乗り、ふたりともおかわりをいただきました。2杯目はとろろで。まさか、屋根裏掃除に来た今回、集落の中でこんなにおいしいお蕎麦をいただけるなんて思ってもみませんでした。本当においしかったです。

食後、家の中を見せていただいたりして、自治会への参加などについて大事なお話を。4月から自治会長のTさん。若い世代がここで生計を立てて暮らすことの厳しさを改めて念押しいただき、何か困ったことがあったらいつでも相談して!と仰ってくださいました。
私たちも改めて気が引き締まり、集落の皆さんにご心配おかけすることにならないよう、決意を新たにしました。

長々とおじゃました後、自分たちのお家に帰り、14時半ごろから屋根裏のすす落としの続きを。

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しかし、主人、以前よりお願いされていた木の伐採のお手伝いのお呼びがかかり、そちらに向かいました。ひとり屋根裏にこもり作業です。とりあえず、手の届く、下から3本目のところから下まで、1本ずつブラシでこすることにしました。

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クモの巣やたまったススを黙々とごしごしこすって落としていきます。この家が木と茅と藁縄でできていることを改めて実感します。
両手で抱えられるくらい太い柱や梁をごしごししていると、象の体を洗っているような気になってきました。ここまで手をかけたら、大きな生き物のように感じ、愛着がわいてきます。

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終始中腰で、足元は危険なので体の重心を足にすべてかけず、手でどこかをしっかり持ちながらの作業なので、支える側の腕にも力が入ります。

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こんなふうに虫に食われている部分もありましたが、ほとんどがちゃんと生きているようです。

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ヤッケをずっと着ていると皮膚呼吸ができなくなるせいか、マスクが詰まったのか苦しくなってきて16時ごろいったん降りて、外の空気を吸い、再び上がる時には携帯でradikoを立ち上げてラジオを聞きながらテンションを上げていると17時前に主人が帰ってきました。ここから主人、大活躍。高いところを竹ほうきではたき始めました。

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床が不安定なのに脚立に上り、

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上のほうも。

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こちらも最後までやりきりました!

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舞い上がるスス達、写真で撮影すると、とてもきれいですね。

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18時すぎに終了、真っ黒のマスク。

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今日もさぞ気持ちよかろうとあやべ温泉へ直行。もちろんちゃんと事前にススを落として。
主人は先日のスリップの時に通りすがりで助けてくれた方を見つけることができ、お礼をして、いろいろお話もしたよう。その方もIターンの方で、屋根裏の掃除をした話をすると「普通、そこまでする人はいないよ!」と驚かれたそう。
茅葺屋根の残る家も、ほとんどが屋根裏の下に新しい天井をつけて全て覆い、見えないように蓋をしているんです。でも私たちは屋根裏をロフトにしたいし、吹き抜けにして柱や梁を見せたいので、この作業は通過儀礼なのでしょう。でもこの作業もあと少しです…たぶん。

夕飯は、地元の鶏すき。〆のぞうすいまで、おいしくて唸り続けました。やっぱり、おいしいものが活力です。

温泉の帰りに、私たちの畑のそばで子鹿に出会いました。

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written by akiko

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