森の種陶工所では、いつも灯油窯を使用しています。
自然に近い炎で焼成するので、窯を開けた時のワクワク感、意外な結果が生まれる楽しさがある反面、均一な焼成を行うのがなかなか難しいのです。同じような風合いで作品をたくさん制作するためには、電気窯が必要かも…と話していたところ、安価で中古の電気窯を入手できることになりました。
さっそく綾部に運ぶぞ!とのことで、窯搬入に伴い2月27日15時半に出発し、19時着。
軽く夕飯を済ませ、翌日の搬入に備え、就寝。
2月28日、6時起床。
今回は短期滞在のため食材を持ってきておらず、カップヌードルとパンで朝食。8時始動。
雪は前回と比べるとかなり溶けていました。
うちの家の前を除いて、ですが…。
お昼ごろに到着する2トンのユニック車が、倉庫の前に入れるように雪かきをしなくてはなりません。
集落の除雪機をお借りできるようにお願いしていたので、自治会長のMさんに9時ごろからお貸しくださいと連絡するも…
あれ?
8時半にトラックがご到着。
今から雪かきなのに(笑)
とりあえず、運転手さんと助手の方にコーヒーを淹れ、お待ちいただくことに。Mさんに大急ぎで除雪機のお願いをしました。
Mさんがすぐにお越しくださり、トラック搬入のルートを決め、慣れた手つきで除雪をしてくださいました。
本当だったら操縦方法を教えていただき自分で除雪するはずでしたが…急ぐので甘えさせていただきました。
見守るだけの主人(笑)
元自治会長のKさんもお手伝いに来てくださり、せっせと除雪していたところ、トラックの運転手さんも車から出てきてくださり、お手伝いしてくださいました。とても優しい雰囲気の運転手さんで、お話していたら故郷が私と同じ広島とわかり、親しみを覚えました。
1m近く積もった雪を除雪するのはもちろん大変でした。
「あとひと月後やったらこんな大変なことせんでいいのになぁ~(笑)」とKさん。
はい…ごもっともです!私もそう思います!という気持ちで、それでも快くお手伝いしてくださるMさんとKさんには申し訳なく、ほんとに感謝です。
なんとかトラックが倉庫の前に到着。いよいよ搬入です。
1トン近くある窯を降ろすためには、トラックが倒れないよう慎重にバランスを取らないといけなくて、みんなで荷台に乗ってバランス取ったりしました。
運転手さんと助手の方があうんの呼吸で微調整をしながら、少しずつ窯を降ろしていかれました。
窯が下りた後、集落のチェーンブロックをお借りして、倉庫の中に少しずつ引っ張り込んでいき、無事に搬入が完了しました!
間近でプロのお仕事を見ることができて、とても貴重な経験をさせてもらいました。
そしてMさんとKさんには大変お世話になりました。
静岡から窯を運んでくださった運転手さんとお別れした後、MさんとKさんとこのごろの綾部や集落のことなどの情報をいただいて、お礼を言ってお別れしました。
その後、窯の中を覗いてみると、とても良い状態でした。皆さんにはご迷惑をまたおかけしてしまったけど…いい買い物ができた!と大喜びしました。
またまた、親切なみなさんのおかげで気持ちのよいひとときを過ごすことができました。
しかし、大雪のときに、こんなことをしたらあかん…ということを肝に銘じました。
written by akiko
自然に近い炎で焼成するので、窯を開けた時のワクワク感、意外な結果が生まれる楽しさがある反面、均一な焼成を行うのがなかなか難しいのです。同じような風合いで作品をたくさん制作するためには、電気窯が必要かも…と話していたところ、安価で中古の電気窯を入手できることになりました。
さっそく綾部に運ぶぞ!とのことで、窯搬入に伴い2月27日15時半に出発し、19時着。
軽く夕飯を済ませ、翌日の搬入に備え、就寝。
2月28日、6時起床。
今回は短期滞在のため食材を持ってきておらず、カップヌードルとパンで朝食。8時始動。
雪は前回と比べるとかなり溶けていました。
うちの家の前を除いて、ですが…。
お昼ごろに到着する2トンのユニック車が、倉庫の前に入れるように雪かきをしなくてはなりません。
集落の除雪機をお借りできるようにお願いしていたので、自治会長のMさんに9時ごろからお貸しくださいと連絡するも…
あれ?
8時半にトラックがご到着。
今から雪かきなのに(笑)
とりあえず、運転手さんと助手の方にコーヒーを淹れ、お待ちいただくことに。Mさんに大急ぎで除雪機のお願いをしました。
Mさんがすぐにお越しくださり、トラック搬入のルートを決め、慣れた手つきで除雪をしてくださいました。
本当だったら操縦方法を教えていただき自分で除雪するはずでしたが…急ぐので甘えさせていただきました。
見守るだけの主人(笑)
元自治会長のKさんもお手伝いに来てくださり、せっせと除雪していたところ、トラックの運転手さんも車から出てきてくださり、お手伝いしてくださいました。とても優しい雰囲気の運転手さんで、お話していたら故郷が私と同じ広島とわかり、親しみを覚えました。
1m近く積もった雪を除雪するのはもちろん大変でした。
「あとひと月後やったらこんな大変なことせんでいいのになぁ~(笑)」とKさん。
はい…ごもっともです!私もそう思います!という気持ちで、それでも快くお手伝いしてくださるMさんとKさんには申し訳なく、ほんとに感謝です。
なんとかトラックが倉庫の前に到着。いよいよ搬入です。
1トン近くある窯を降ろすためには、トラックが倒れないよう慎重にバランスを取らないといけなくて、みんなで荷台に乗ってバランス取ったりしました。
運転手さんと助手の方があうんの呼吸で微調整をしながら、少しずつ窯を降ろしていかれました。
窯が下りた後、集落のチェーンブロックをお借りして、倉庫の中に少しずつ引っ張り込んでいき、無事に搬入が完了しました!
間近でプロのお仕事を見ることができて、とても貴重な経験をさせてもらいました。
そしてMさんとKさんには大変お世話になりました。
静岡から窯を運んでくださった運転手さんとお別れした後、MさんとKさんとこのごろの綾部や集落のことなどの情報をいただいて、お礼を言ってお別れしました。
その後、窯の中を覗いてみると、とても良い状態でした。皆さんにはご迷惑をまたおかけしてしまったけど…いい買い物ができた!と大喜びしました。
またまた、親切なみなさんのおかげで気持ちのよいひとときを過ごすことができました。
しかし、大雪のときに、こんなことをしたらあかん…ということを肝に銘じました。
written by akiko